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2013年08月28日
blogに使う画像を管理したいと思い、Mac用の画像管理アプリを探していました。いろいろ探してみましたが、あまり良さそうなものは見つかりませんでした。何も考えずにiPhotoを使えばいいのでしょうが、フォルダ単位で管理したいのでiPhotoは合いません。そこで、Lyn1というアプリを見つけました。
公式サイトでは軽量かつ高速なメディアブラウザ&ビューア
と紹介されています。
海外製ですが、日本の方の協力でUIはほぼ日本語化されています。また、有料アプリ(¥1,800)ですが、公式サイトに15日間のトライアル版があります。試用期限後も一部機能が制限されますが継続して利用可能のようです。
iPhotoのようなライブラリによる画像管理ではなく、選択したフォルダ内の画像をサムネイル(サイズ調整可能)で一覧表示し、選択した画像を独立したビューアで表示するタイプですので、フォルダ単位で画像管理をしているユーザには便利かもしれません。といっても、Aperture、iPhoto、Lightroomのライブラリを参照できるので、Mac内の画像を手軽にブラウジングするには良いのではないでしょうか。
簡単に説明すると、Finderに使いやすいサムネイル表示機能を追加したようなものでしょうか。Windowsではおなじみのツリータイプ(Explorerタイプ)でフォルダを操作できるので、MacのFinderが合わない方にもいいかもしれません。
ブラウザ
ビューア
画像の回転、指定範囲の切り取りが行えます。
ジオタグの追加
画像をGoogleマップにドラッグ&ドロップすると、その場所のジオタグが画像に追加されます。
画像調整
ヒストグラムの表示、カラーバランス、コントラスト、などの調整が行えます。
外部アプリ・サービスとの連携
試していませんが、Facebook, Flickr, Dropbox, SmugMug, 500px, Picasaへ画像を投稿できるようです。
メタデータの追加
対応フォーマット
BMP, Camera RAW, DNG, ECW, JPEG, JPEG 2000, HDR, OpenEXR, Koala, PNG, PPM/PGM/PBM, TGA, TIFF, SGI, XBM, XPM
QuickTimeも組み込まれているので動画も再生可能ですが、自動的にサムネイルが作られるわけでもないので、単純に再生できるおまけと考えるのがよさそうです。
その他
RAWデータの対応状況や更新頻度を確認しましたが、今のところ頻繁にbug fixや機能追加が行われているようですので、購入後に不具合が出ても対応は早そうです。
軽量高速を謳っているだけあって、100枚程度ならすぐにサムネイルが作成されます(16Mピクセルのデジカメ画像)。それ以上は数百枚も入ったフォルダを持ち合わせていないため試せていません。メモリも起動時は80MB程度で、色々と作業していても150MB程度で安定しています。メモリ使用量が増えてもしばらく放置していると、起動時と同程度にメモリが開放されているので、しっかり作りこまれている感じがします。
購入しておけばちょっとしたときに便利だと思うのですが、機能の割に高いかなと思います。これに画像縮小機能が付いていれば、ブログ用にリサイズするのに便利なのになぁと思います。
http://www.lynapp.com/ ↩