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Macで使えるSQLiteクライアント

Dashのdocsetを作るためにsqliteが必要となったので、ついでにSQLiteクライアントを探してみました。

開発が続いているようなものを中心に、とりあえず無料で使えるものを試しています。タイトルは「Macで使える」となっていますが、ほとんどのアプリがマルチプラットホーム対応です。

ちなみに、Dashのsqliteデータベスはdocsetパッケージに含まれています。それを直接選択できたり、ドラッグ&ドロップで読み込めるかなども確認しています。

軽く使っただけなので、おそらく間違っている部分もありますがご了承ください。

無料で使えるクライアント

今回の目的は、スクリプトで作成したdocset内のsqliteファイルの中身を確認するというものですが、どのツールもスクリプトで更新(再生成)したDBの内容が反映されませんでした。更新機能はあるのですが、再読込(再接続)をしないと反映させれません。スクリプトでDBをいったん削除して再生成しているので、パスが一緒でも駄目なんでしょうね。

DB Browser for SQLite

  • ウィンドウを閉じるとアプリが終了する。
  • 複数のDBを同時に開けない。
  • パッケージ内のファイルを選択できないが、ドラッグ&ドロップで読み込める。

SQLiteStudio

  • アプリを終了させると、毎回エラー(予期しない理由で終了)が表示される。
  • Javaだと思うのですが、動きがかなりもっさりしています。
  • パッケージ内のファイルを選択できますが、ドラッグ&ドロップには対応していません。

動作が遅いのとJava臭さが許せればよいツール。ただ、毎回終了時にエラーが出るので不安になります。メジャーバージョンアップを控えているようなので、今後期待できるかもしれません。

SQLite Manager

  • Firefoxのアドオンとして動作する。完全に別画面なので、Firefoxのライブラリを利用しているだけかな?
  • 複数のDBを同時に開けない。
  • パッケージ内のファイルを選択できる。ドラッグ&ドロップには非対応。

軽く使うには十分じゃないでしょうか。再開時に前回のファイルを開くか確認してくれます。

有料のクライアント、体験版があります

Base 2

  • 約20ユーロ(約3000円)
  • 試用版は15分間で終了。クエリで返ってくるデータが5つまで。
  • 複数のDBを同時に別ウィンドウで開けます。
  • 起動時にセッション履歴が表示されるので再接続が簡単です。
  • ドックのアイコンへのドラッグ&ドロップに対応。パッケージ内のファイルを選択できます。

試した中では最もシンプルで使いやすいです。頻繁にSQLiteを使う人にはよいと思いますが、私のようにたまにしか使わないのであれば、ちょっと高いかなという感想です。

Navicat for SQLite

  • 試用期間は30日間
  • ¥16,740から

使いやすそうではありますが、完全に業務用という感じですね。個人で使うようなアプリではなさそうです。

RazorSQL

  • 試用期間は30日間
  • 約100ドル

SQLiteを含めMySQLやPostgreSQLなど、様々なDBに対応しています。一つのライセンスで、複数台のPCにインストール可能であったり、各OS用が使えるので、お得かもしれません。

灯台下暗し、PHPStormでSQLiteを操作する

データベースに接続できることは知っていましたが、全く使っていなかったので忘れていました。

  1. View > Tool Windows > Databaseを選択
  2. データベースのツールウィンドウが開きます
  3. ツールバーからData Source and Driversを開きます
  4. SQLiteを追加します。
    • ドライバをインストールします。ZentusとXerialが選択できますが、Zuntusは開発が止まっているようでXerialを選択しました。XerialはZentusをベースに開発が続いているようです。ただ、どちらでも問題はないと思います。
  5. SQLiteデータベースファイルを選択します。Test Connectionで動作を確認できます。
  6. Databaseツールウィンドウにデータベースが追加され、操作できます。

おわりに

探しているとApache OpenOfficeのBaseでもsqliteの操作ができることが分かりました。ただ、設定が面倒そうなので軽く使う用途には向かなそうです。

私の場合、デバッグ時にしか使わないのでPHPStormの標準機能で十分ですね。もし、頻繁に使うことがあればBase 2の購入を検討するかもしれません。