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2013年10月07日
突然、冷蔵庫の自動製氷機が壊れました。
日立のR-SF48WM(2007年製)です。
給水タンクの水が製氷皿に移動せずに冷蔵庫内に漏れるという症状です。
機種は違いますが、全く同じ症状なので写真を拝借しました。製氷皿への給水動作のたびにこのような感じになります。
6年も故障しなかったのか、6年しか持たなかったのか、考え方で大分違います。一般的には、10年程度は故障しないものというイメージがあるのではないでしょうか。
盲目的に日立なら安心と思って購入したのですが、実際にはどうなのでしょうか。Googleの結果が全てではないですが、少し調べてみました。
「メーカー名 冷蔵庫 故障」で検索してみます。メーカは、価格.comで登録数の多い順7位までで調べてみます。7位までがよく耳にするメーカだと思います。
これらの結果は、2013年10月7日の内容です。
ちなみに登録数順は、以下のとおりです。
さて、結果は。
そして、実際のシェアを調べてみます。
2011年の情報なので少し古いですが、
の順になっています。
さらに価格.comのトレンドサーチを確認してみます。過去2年間のデータから見ると、パナソニックが安定して上位、あとは似たような感じです。ただ、パナソニックだけが突出しているわけではなさそうです。
ただ、価格.comのデータは特定の機種が偏って注目度が上昇すると、それだけでメーカの順位が乱高下しているような気がします。PVシェアとありますが、単にその商品のページを見たというだけなのでしょうか。実際のシェアと相関があるのかわかりません。
故障に関する検索結果数がシェアに比例してると考えれば、どのメーカも故障率に大差はないのかもしれません。ただ、シェアを考えると三菱と東芝が若干多い気がしますが。そしてAQUA(ハイアールのブランド名)ですが、2012年に日本市場に参入したことを考えると数が多すぎるのではないでしょうか。
どのメーカでも外れの機種・型番が存在します。例えば日立の冷蔵庫で言えば、ある機種のエラーコード「F018」が有名です。霜取りセンサーの不具合で、メーカに出張修理を頼むと¥15,000程度のようです。ただ、部品代は¥1,000程度なので自分で分解修理する猛者もいるみたいです。
日立はセンサーに不具合があることは把握しているようですが、無償修理には応じていないようです。まぁ、運よく故障しない個体もあるので、一概に不良品とは言わないのでしょうが、故障率が高いという意味ではハズレかもしれません。
同じ機種で容量によって不具合があったりなかったりすることもあります、私のR-SF48WMは不具合の情報があまりないのですが、一回り小さいR-SF43WMでは不具合情報が多く出ています。単純に、R-SF48WMが売れなかったので、情報が少ないだけかもしれませんが。
特定のメーカをダメだと決め付けるのはよくありません。ただ、製品サイクルが短いので、旧型の不具合が見つかる頃にはすでに新製品の開発・製造は終わっていて、同じ不具合を抱えたまま新商品としてリリースされるかもしれません。
購入後に立て続けに故障と修理を繰り返している方もいるので、メーカー保証内(一年以内)に故障するようであれば、そのときは無償修理で対応できるかもしれませんが、何かしら設計に問題があると考え可能であれば返品し、別機種にしたほうがいいかもしれません。
冷蔵庫の不具合は数年後に発生することが多いので、結局のところ大手メーカの製品を10年延長保証をつけて買うのが最善かもしれません。10年間使えれば、省エネ技術との兼ね合いで、買い換えが電気代を考えるとお得になることがあります。