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Alfredのパワーパックを追加してワークフローを利用する

17ポンドなので2,000円程度かと思っていましたが、購入後に計算すると3,000円でした。う〜ん、円安でですねぇ。

パワーパックを購入した理由

パワーパックを購入した理由は、クリップボード機能を使いたかったからです。以前は定番のClipMenuを愛用していたのですが、Javaアプリに対して不安定な動作を見せるので代替アプリを探していました。

Javaアプリといっても,PHPStormやEclpseのようなIDEだけなので、普通に使うにはClipMenuで十分です。

次にCopyLessというアプリを使い始めました。これはJavaアプリに対しても問題なくペーストできました。

しばらくはCopyLessを使っていたのですが、どうにもUIが残念な感じで少しずつストレスとなり使用を断念しました。

色々探してみましたが、とりあえず以前から気になっていたAlfredのパワーパックを購入することになったのです。

早速使ってみると、Javaアプリにも安定してペーストできるようなので問題なさそうです。

ワークフローを試してみる

利用しているMacのIPアドレスを取得するワークフローを作成してみます。192.168.〜のようなローカルアドレスではなく、WANのアドレス(グローバルIP)を取得します。アドレス取得にはAppleScriptとShell Scriptを使用します。

  1. AlfredのPreferencesを開きます。
  2. Workflowsのタブを選択します。
  3. 画面左下の+をクリックします。
    1. メニューが表示されるので、Templates > Essentials > Keyword to Scriptを選択。
  4. ワークフローが表示されます。右上にある+ボタンで処理を追加することもできます。
  5. KeywordにAlfredから呼び出すためのキーワードを設定します。
  6. Run Scriptにスクリプトを入力します。上部のLanguageをAppleScriptを動作させるために、/usr/bin/osasscriptに変更します。
  7. キーワードをipaddressとしているので、Alfredにipと入力すると、ワークフローがリストアップされます。このまま実行すると、通知センターにIPアドレスが表示されます。

IPアドレスを取得するスクリプト

詳しくはを確認してください。


WanIP()

display notification "Your IP Address is " & result

on WanIP()
	set WIP to missing value
	set siteList to {"http://checkip.dyndns.org/", "http://whatismyip.com", "http://www.whatismyipaddress.com", "http://ipid.shat.net/", "http://www.edpsciences.comhtbin/ipaddress", "http://www.showmyip.com/"}
	repeat with thissite in siteList
		try
			set WIP to item 1 of paragraphs of (do shell script "curl " & thissite & " | tr -cs '[0-9\.]' '\012' | awk -F'.' 'NF==4 && $1>0 && $1<256 && $2<256 && $3<256 && $4<256 && !/\.\./'")
			if WIP is not missing value then exit repeat
		end try
	end repeat
	return WIP
end WanIP

パワーパックを購入しなくてもできます

上記のスクリプトをAppleScriptエディタでアプリケーションとして保存します。作成されたファイルをAlfredが認識できるディレクトリに置くだけで、呼び出すことができます。