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2014年11月21日
TextExpanderを使っていましたが、諸事情によりXtraFinderでお馴染みのTran Ky Nam Software製のaTextを愛用しています。
・・・と書いていたのですが、aTextにはバグがあるのか私の環境の問題なのか、特定の機能を呼び出すと何かのタイミングで落ちてしまいます。一応、開発者と連絡をとっていますが、どうなることやら。
で、aTextに移行した理由ですがTextExpanderがJava製のアプリと相性が悪かったからです。PHPStormを利用しているのですが、スニペットの展開時に別の内容が挿入されたり、展開しないことがあります。JetBraisも把握しているようですが、Javaに問題があるとして放置状態です。まぁ、TextExpanderのSmileSoftwareもJavaの仕様だから難しいとアナウンスしているので、どうにもならないのかもしれません。
ただ、aTextを試したところ問題なく機能したので、移行することにしました。TextExpanderでも問題なく機能することがあったので、たまたま動いている可能性もありますけど。
スニペットツールが色々あったので、まとめておきます。ちなみにこの手のツールはAppStore版ではなく、公式サイトで直接購入した方が良いです。AppStoreの制約により、機能に制限がかかる場合があるので、購入する前には公式サイトで制限内容を確認しておきましょう。個人的にはiCloudを使う必要がなければ、公式サイトで購入するべきだと思います。
Macのスニペットツールの定番です。iOS版もあり、スニペットの共有が可能とのこと。公式サイトには30日間使える試用版があります。30日間とあるのですが、それを超えても使えています。起動時や終了時に購入を促すウィンドウが表示されるだけで、特に問題なく使えています。試用期限が切れたら購入する予定なのですが、よく分かりません。もしかしたらスニペット数に制限があるのかも。
以前はAppStoreでも取り扱っていましたが、どうもAppStoreの制約が機能上の問題となり公式サイトのみの取り扱いとなったようです。
他のツールと比較して安定感があります。ShellScriptやAppleScriptでおかしなことをしない限り落ちたことがありません。
ある程度日本語化されているので初心者にもわかりやすいのではないでしょうか。
すばらしいツールです。なんといっても安い!できることはTextExpanderと変わらないどころか、細かい設定はaTextが多いんじゃないかと思うほどです。
TextExpanderと比較して劣る点と言えばiOS版がないことでしょうか、それ以外の基本的な使用感はほとんど同じです。Fill-in機能もありますし、AppleScriptやShellScriptの実行も可能です。
更新頻度も高く、バグフィックスはもちろんですが新しい機能も積極的に追加されています。手放しで褒めたいところですが、たまに落ちるんですよね。私の場合、スニペットを検索するウィンドウ(Search snippets)を何回か呼ぶと必ず落ちます。
開発者と連絡をとってますが、OSの不具合かもとのこと。この機能を使わなければ、問題はありません。
AppStore版にはいくつか制限があるので、iCloudでの同期を必要でなければ公式サイトで購入すべきでしょう。詳細はaText Supportを確認してください。
はじめて購入したスニペットアプリです。セール中だったので¥450でした。私の環境だけでしょうか、どうにも不安定でした。さらに、不具合があるのに更新が止まっているのが不安になり使うのを辞めてしまいました。
AppStoreだと2013年2月20日で更新が止まっています。公式サイトのバージョンは5.2.2、AppStoreは5.3.2、うーん。公式サイトのものは自動バージョンアップされるんでしょうね。たぶん。
対応OSのアナウンスもMavericksで止まっています。ただ、iOS版の開発は続いているようなので、全く活動されていないわけではないようです(iOS7で止まってますけど・・・)。
すみません。最初の印象が悪くあまり褒めるところがありません。
あまり国内での利用者は多くないようです。価格が安くないので、他のツールを選択してしまうのでしょうか。しかし、他のツールと比較して劣るどころか、かなり高機能です。
例えばサポートされているスクリプトは、AppleScript、Perl、PHP、Python、Ruby、Shell Scriptなどがあります。他のツールだとAppleScriptとSellScriptになります。他のツールでもSchellScriptで呼び出せますが、最初からサポートされているので使い勝手は良いです。また、プラグイン的なユーティリティスクリプトが公式サイトで公開されています。
本当に特徴的な機能は正規表現のサポートです。他のツールは特定の文字列を省略語として設定する必要がありますが、Typinatorでは正規表現を展開のトリガーとして設定することができます。そのため、正規表現のグループを引数としてスクリプトに渡すこともできるので、アイデア次第で面白いことができそうです。
例えば、今月の日にちだけを変えて年月日を挿入したい場合、このように設定します。
エディタ上で22;
と入力すると、2014/11/22
が挿入されます。TextExpanderやaTextでもFill-in機能を使えば同等のことはできますが、こちらのほうがシンプルです。
あれ?割と良いのかも。2005年から開発が継続しておりサポート等の安心感はありますね、Yosemiteへも対応済みです。人と違うスニペットツールが使いたい人にはおすすめ?です。
Alfredはプログラムランチャーと呼ばれるアプリケーションで、キーワードに関連するアプリケーションやファイルを簡単に開くことができます。できるだけマウスは使わずにキーボードでMacを操作したいというニーズにぴったりのアプリケーションです。
無料のままでも、プログラムランチャーとしては十二分に使いやすくオススメですが、パワーパックを購入することで機能を拡張することができます。代表的なものはワークフローと呼ばれ、自分で様々な機能を拡張することができます。簡単なものだとAlfred上でGoogleサジェストを表示させ、そのままブラウザを開くといったこともできます。
そして、クリップボード機能とスニペット機能が一つの機能として追加されます。クリップボード機能はコピーした内容を履歴として保存しておき、ペーストしたいときに過去の内容を呼び出せるものです。同じショートカットキーで両方の機能が呼び出されます。
スニペット機能は簡素なものです。他のアプリケーションと異なり、自動展開されません。登録文を挿入したい場所(カーソル)でAlfredを呼び出し、キーワードでスニペットを検索し選択することで挿入されます。
タグやグループでの管理ができないので、多くのスニペットを管理するのには不向きかもしれません。
以前はDashExpanderという名称でしたが、現在はDashという開発用ドキュメントビューア+スニペット機能という位置づけのアプリケーションになりました。PHP,Perl,Rubyなどの開発言語のマニュアルを簡単に検索できるようになります。
無料で利用できますが、App内課金となっていてます。そのまま使い続けることもできますが、ドキュメントを開くタイミングで8秒間のウェイトが入ります(ランダム?)。無料とはいえ課金しなければ使い物になりません。
ドキュメントを使わずにスニペット機能だけならこのウェイトは入らないようです。ただ、スニペット機能はおまけのようなもので、TextExpanderやaTextのように多機能ではありません。スクリプトの実行やFill-in機能もありません、単純にスニペットを自動展開するのみです。
私は、一覧性の悪いTextExpanderではちょっと管理が面倒な長めのソースコードなどを登録しています。あとは、自分でもドキュメントを作成できるので忘れやすいコマンドやショートカットなどをdocsetとして登録しています。検索が早いので簡単に呼び出せます。
個人的には、コストパフォーマンスの高すぎるaTextなのですが、ちょっと不安定なので困ります。
どれも特徴的な機能を備えているので、しばらく試用版を使ってみて自分の使い方に合ったツールを選んでみてはいかかでしょうか。