FREEWAY EXPRESS 6

Easy-to-use web design software for Mac

Mac用のWebページ作成ツールFREEWAY EXPRESSのトライアル版を使って見たので、少し紹介します。使いにくいわけではないのですが、使っていて面白みがなく数時間程度しかさわっていません。ですので、間違ったことを書いている可能性があります。文章の後に(たぶん)をつけて見ていただけると助かります。この記事はFREEWAY EXPRESSで作成しています。

softtpress (Web site)

  • トライアル版:あり、機能制限無し、30日間
  • EXPRES 5,415 JPY
  • PRO 16,247 JPY

 

EXPRESSとPROの機能差がかなりある。CSSの編集や外部CSSを扱えるのはPROのみ。ソースは編集できないが、追加することはできる。

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簡単にGoogleMapsを追加できる。設定はメニューのウィンドウ>アクションで可能。EXPRESS版はマーカーが一つのみ。

画面に配置できるオブジェクトはこれだけ。↓

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使い方(EXPRESSのみ)

HTMLアイテムやアクション(GoogleMapsなど)を配置するだけです。オブジェクト同士を重ねることはできません。

後はダブルクリックで入力可能状態になるので、テキストを入力します。リッチテキストの要領でサイズやカラーを調整します。

コーディング不要がコンセプトのようなので、HTMLやCSSを編集することはできません。

HTMLとCSSの編集はできませんが、追加することはできます。この機能で外部CSSやJavaScriptを使えるはずです(使えました)。

  • メニューのページ>HTMLマークアップで「<head>タグの後」や「</body>タグの前」といった挿入場所を指定し、コードを追加できます。
  • Webページ内にオブジェクトとしてコードを挿入する場合は、メニューの挿入>マークアップアイテムを選択します。

上の時計はHTMLマークアップとマークアップアイテムを利用しています。JavaScript sampleさんにお借りしました。

イマイチなトコロ

  • 入力時の文字が汚い。フォントを変更しても変わらない?
  • EXPRESSはCSSが編集できない。外部CSSもサポートされない。
  • PRO、EXPRESSともにHTMLソースの編集はできない。というか、見ることができません。
  • 行間の設定が見つからなかった。
  • なんかもっさりしてる。一つ一つの操作が遅い。
  • プレビューすると結構ズレる。リアルタイムプレブユーに相当する機能はない。
  • オブジェクトを重ねることができない。
  • HTML内にCSSが生成される。用途によっては1ファイルで済むので便利かもしれない。
  • UIは日本語だけど、完全には対応していない。日本語入力時の挙動が少し変。
  • 高さが自動的に変化しない。縦幅が足りなくなると、手動で足さないといけない。
  • レイアウトにテーブルが多用される。ちょっと気になります。

ヨイトコロ

  • Masterページ機能がある。Masterを作れば、他のページのテンプレートになる。Masterを編集すれば、他のページも更新される。
  • Expressなら競合アプリと比較して安い。
  • 意外と悪くない(笑)う〜ん。PROだったら違う感想になっていたのかなぁ。
  • コーディングレスを徹底しているので、初心者には便利かもしれません。簡単なページならさくっと作れそうです。ちょっとしたスクリプトなら、上の時計みたいに簡単にできます。
  • シンプルなので、割と簡単に使えました。
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おわりに

デザインが古い感じがして、Java?と思ってしまいました。少し前のWindowsアプリを使っているような錯覚に陥ります。GoogleMapsのようなアクションを配置しなければ、1ファイルになるので、HTMLメールなどには便利かもしれません。

Masterページさえ綺麗にデザインすれば、割と使いやすくなるような気がします。何も考えずに作ると、このページみたいにレイアウトが崩れてしまいます。バンドルされているMasterページだと崩れないので、何かコツがあるのかもしれません。単純に日本語がアウトだと困りますが。

文章だけ別のエディタで作成して、レイアウトのみがよさそうです。 inDesignやPageMakerのような感じでしょうか。

なんやかんやと文句を言いましたが、悪く無いです。買ってもいいかな?

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なにこれ?

おまけ

アップエリアオブジェクトで、画像にクリッカブルマップを作成できます。左上の画像のfのアイコンがクリッカブルマップ(act2のサイトが開きます)になっています。あとは、右上のようにパスを使ったオブジェクト(GIFファイルに変換される)が作成できます。

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